フルート持参で尺八のレッスンへ行く
2024-11-03


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この三連休の初日は雨の中今月初の尺八レッスンでした。

前回、師匠からフルートを持参するように言われていたので、尺八のレッスンとはいえ、尺八の他にフルートを持参して出かけました。

なぜ尺八のレッスンなのにフルートを持って行ったかと言うと、尺八では禁句と言って良いビブラートの癖を無くすのにフルートの音を聞いてみたいと言われての事でした。

そして、いつもの時間に師匠のお宅に伺い、まず手始めにそのフルートの音を聴かせました。

フルートでは、ごく自然にそして普通にビブラートがかかるのですが、そのビブラートを尺八では出さないようにする練習をこれからも続けることになりました。ちょっと気が緩むとビブラートがかかってしまうので、意識してビブラートを無くす練習が続きます。

そして、この日は初めての曲に挑戦しました。「九州鈴慕」と言う曲で、またちょっと難易度が上がったかなと感じています。

前回、師匠からちょっと褒められて良い気になっていましたが、やはりこの世界は奥が深いですね。

そして、つい最近師匠が出されたCDを今回手に入れました。

この写真はそのCDの表紙です。「祭」と言うタイトルですが、収録されているのは、ピアノ伴奏による尺八の民謡が収められたもので、民謡と言いながら、かなり現代風にアレンジされているので、メロディは時々馴染んだ民謡のメロディが流れますが、かなり現代的な感じがします。

まだ10代だった頃、日本の民謡を学校で聴いたりしても全く関心がなかったし、寧ろ何だかカッコ悪いとさえ思っていましたが、最近ずいぶん変わりました。年とともに嗜好が変わったのかも知れませんが、何だか良い感じに聞こえてくるようになった気がします。

一度尺八による「ひえつき節」を聴いて、すっかり気に入ってしまったのですが、この師匠のアルバムに収められている曲もなかなかクールだなと思います。

そして、師匠から一言。僕のフルートの音を聴いて、大きな音が出てるとコメントくれました。尺八も音は大きいので、師匠から向いていると言われたので、非常に気をよくしています。

この週末はこのCDを聴きながら、尺八とフルートの練習に励もうと思います。フルートで「タイスの瞑想曲」をちょっと吹いたら、尺八でも吹けると言われましたので、いつか尺八で「タイスの瞑想曲」にも挑戦してみたいですね。
[音楽]
[尺八とフルート]

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